過去ログ - 無垢「フィオナの森は、俺が守る」
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53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/17(金) 21:44:47.22 ID:5lIUvnCM0
ジョー「ゼノパーツはお前に従い、命令を卒なくこなすだろう…だがなゲット、人は道具に使われるもんじゃねえ」
ゲット「?」
ジョー「道具に頼ってばっかでテメエは何もできない…そんなんじゃかっこ悪いだろ?自分を磨くのをやめた時、それがそいつのオワリってことだ」
ゲット「な、なるほど!さっすが、僕らのジョーだ!」
ジョー「まぁ、ゼノパーツは便利なもんは便利なんだけどな」チャキッ
腰に付けられた掌に収まるくらいのコンパクトな工具を取りだし、それをゲットに見せた。工具はニッパーやバール、ペンチなど様々なものが組み合わさった、特殊な形状をしていた。
機械に溢れている火文明の町中でも、このような工具は一度も見た事はなかった。
ゲット「? なにこれ、マルチナイフってやつじゃあないよね」
少年はその道具に手を触れようとしたが…
工具「ピュィイイイ!」カシャンッ
ゲット「う、うわあ!?」
工具はコンパクトに折りたたまれた形態を解除して一気に展開し、それはニッパーを頭部に見立てた、人のような姿で地面に立った。
ジョー「はっはっは!俺のゼノパーツ、“ツールキット”だ、よろしくな」
ツール「ピュイピュイィィイ」
ゲット「び、びっくりしたぁ…それがジョーのゼノパーツなんだ…」
ピコラ「へへへ、心配しなくたって、ゲット君にも良いゼノパーツを作ってやるとも」
ゲット「…ありがとう!ピコラさん」
ピコラ「なぁになになに、いいってことよー」
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