過去ログ - 無垢「フィオナの森は、俺が守る」
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687:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/28(水) 20:22:28.16 ID:D6caD8pX0

ミサイル「大口を叩いてみせたんだホーバス、一発で俺を殺してみせろよ!」


巨大カマキリ、ゼノ・マンティスの肩に掴まったミサイルボーイが愉快そうに声を張り上げる。

その声と同時に、適当な3人に狙いを定めたミサイルが着弾し、派手に爆発した。


イノセントが率いる大隊は、大いに混乱した。


ブレイズ「オイなんだありゃあ!でっけーカマキリが襲い掛かってきたぞ!」

コートニー「わ、わかんない!けどフィオナの森の原生生物っぽい……!」

ゼノ「シャァアアアッ!」


鎌を地に突き立て、粘液の糸をふわふわと吐きながらカマキリが吼える。


コートニー「けど味方ではないみたい!」

ブレイズ「見りゃわかる!」


白く濁った目がこちらを睨み、再び巨大な構えを上へ振り上げた。


ジョー「くっそ……!撃て、一斉射撃で……!」

ミサイル「おっとそいつはさせねえ!」

ジョー「!」


指揮を出そうとしたジョーに向けて2発のミサイルが放たれる。


ジョー「くそ!」


が、ジョーは辛くも一発目の誘導弾を回避し、二発目を寸前のところで火炎放射で迎撃した。


ミサイル「オラオラオラ、死ね!腑抜け共!」


そうこうしている間に、ミサイルボーイの乗るゼノ・マンティスの鎌が集団を引っかき回しはじめた。

一番動きの遅いアーマロイドなどは容易く鎌の餌食となり、紙のように引き裂かれ散ってゆく。

その上のミサイルボーイは左腕に備わったマシンガンで、的確に狙いを定める立ち止まったヒューマノイドなどに鋼鉄の弾を浴びせていた。


ドラグ「くっ……!フィオナの森の生物さえ寝返ったか!」


鎌の軌道から運よく退避できたドラグストライクも弱音を零すほどに、暴れ狂うマンティスの野生の力は強大であった。


無垢「違う、あのマンティスは何かに操られてる!」

ドラグ「なに?」


偶然にも隣に転がっていた土まみれのイノセントハンターが、ドラグの独り言を否定する。



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