過去ログ - 無垢「フィオナの森は、俺が守る」
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688:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/28(水) 20:39:26.64 ID:D6caD8pX0

無垢「きっとワームだ、同じ匂いがする」

ドラグ「匂い……」

コートニー「私もそんな気がする!邪悪なマナが、あいつからは溢れているから……!」


浮遊する5つの珠がコートニーの前で輪を組んだ。


コートニー「弾けろ、火・火・火・水・闇!“トルネード・フレーム”!」


その呪文はコートニーが扱える中でもかなり上位の火炎呪文。

5つのマナの珠は弾けてエネルギーとなり、回転しながら混ざり合う。


渦を成したマナは燃え上がり、その渦の体積を何倍も何十倍も肥大させ、巨大な火炎の旋風となってゼノ・マンティスへと襲い掛かった。


ミサイル「ぐぅっ!?」

ゼノ「ギヤァアアア!!」

コートニー「ワームに操られているなら、そのワームを焼き払えばいい!」


炎に巻かれたマンティスは何足分か後退したが、すぐに持ち直す。

だが体勢を立て直したのは、火の隊にとっても同じだ。


ジョー「オーケーみんな、火だ!炎でやつを炙るんだ!」

ゲット「おおおお〜ッ!」

ミサイル「させるかよ!火器を構えた奴から順に消してやる!」

ゼノ「ギャァアアアアッ!」


奇襲に混乱した火の大隊も戦いの準備を整えた。

ここからが勝負の始まりだ。




ホーバス「頼む、早く!きっと奴には、ジョーの放射器でも歯が立たない……!」

ピーカプ「ああ!俺の技師史上最速でやってるぜえっ…!」


大隊の後ろの輸送アーマロイドの群れの中で、ホーバスは身体の強化を施していた。



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