過去ログ - 無垢「フィオナの森は、俺が守る」
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704:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/02(日) 20:54:11.96 ID:Y8rEkRf10

鋼の翼がブラスターキャノンを形成する。

プラズマが迸り、収束し、光の塊が放たれた。


一点集中の主砲の射程は計り知れないし、実際に製作したマシンイーターにも解らない。

試す環境は、龍の目線にしか無いためだ。


そして今放たれた主砲は、空母である守護聖天までの超遠距離を全て貫こうとしている。




ラディア『フォーメーション・フルディフェンサー』

『了解、フルディフェンサー』



直線の雷が、まずは守護聖天の先端に直撃した。

光はそのまま空母を貫き、焼き焦がし、撃墜させるであろうと思われた。


だが光はそれ以降、ラディア・バーレの機体を貫くことはなかった。



ガルク『……!』


光は見えざる壁に阻まれでもしたかのように広がっていく。

ラディアバーレを中心として円形に拡散して、ガーディアンを焼くことも無くただ広がり弱まるばかりで、そしてエネルギーは完全に霧散した。



ラディア『目標、“ガルクライフ・ドラゴン”の危険度の三段階下方修正を申請する』

『了解、マザーシップ』


主砲発射の後にはタイムラグが生ずる。再び放つことはできない。


ラディア『制裁を開始する』

『了解、全機突撃』



光の大群が全速を開放して航行を開始した。

一発でも攻撃を受ければ、後は容赦などしない。

守る者ガーディアンは、抗う者を許さない。龍も例外ではない。



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