15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2011/06/13(月) 20:15:46.37 ID:vr2e7Tnk0
苺「分かってくれてありがとう、律。
分かってたよ、律は優しいもんね」
嬉しそうにそう言う苺を、しかし何も言わずじっと見つめる律。
仮面越しに向けられる視線をどう感じたのか、苺はさらに律と距離を取った。
苺「大丈夫、もう私、律の前には現れないから。
ううん、心配いらないよ。だって……」
苺は興奮したようによく回る口でここまで言うと、急に俯いた。
苺「今から……律の事殺しちゃうからぁぁぁぁ!!」
苺は瞬間的に怪物化すると、律が反応する隙すら与えずに体から大量の弾丸のような何かを放ち、律を吹き飛ばした。
律「ぐああぁぁぁ!?」
急に与えられた衝撃にベルトが外れ、律の変身が解ける。
梓「律先輩!」
苺「本当やっさしいよねー、律って。普通、さっきまで自分が殺されかけてた奴の言うことなんか信じるかな?
私は絶対ヤダけど」
苺は外れたベルトを拾い上げ、そのまま、腰に巻いた。
苺「ていうか、なんで律はファイズになれたんだろ。オルフェノク?まっさかー。それなら人間なんか守らないよね」
5、5、5、Enter。
『STANDING BY...』
苺「まあいっか、どうでも」
『COMPLETE』
苺がベルトにファイズフォンを装填すると、彼女も律と同様に赤い光に包まれた。
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