過去ログ - 梓「これが……ベルトの力……」
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153: ◆wS7fZTvKNk[saga]
2011/08/15(月) 02:27:36.77 ID:J5yF0tmDO
和は猫撫で声を発しながら少しずつ律に近付いてくる。

律「く、ううっ……」

せめて和から距離を取ろうとするが、律の足は全く動かない。
以下略



154: ◆wS7fZTvKNk[saga]
2011/08/15(月) 02:36:11.55 ID:J5yF0tmDO
澪「律、お前は戦わなくていい、下がってろ」

そう言って澪は律が握りしめているファイズフォンに手を乗せ、下ろさせた。
律が澪を見上げると、澪は迷いを断ち切ったような清々しい笑みを浮かべて、同じく律を見詰めていた。

以下略



155: ◆wS7fZTvKNk[saga]
2011/08/15(月) 02:40:40.99 ID:J5yF0tmDO
澪「律……」

和「……やってくれるじゃない」

澪が何か言おうとしたと同時に、まるで地獄の底から響くような、重厚な怒気を孕んだ声が響いた。
以下略



156: ◆wS7fZTvKNk[saga]
2011/08/15(月) 02:47:45.40 ID:J5yF0tmDO
二体の怪物はそのまま壁を突き破り、廃工場前の空き地まで飛ぶ。

和「くッ!」

律が後を追うと、羽と光弾が飛び交う中でその二体は戦っていた。
以下略



157: ◆wS7fZTvKNk[saga]
2011/08/15(月) 02:50:20.36 ID:J5yF0tmDO
不意に、死角からの弾が澪の体にヒットした。

和「やった!」

和は悦びの声を上げたが、すぐにその顔を曇らせた。
以下略



158: ◆wS7fZTvKNk[saga]
2011/08/15(月) 03:09:10.69 ID:J5yF0tmDO
澪「……これで決めるぞ」

澪が深く腰を落とすと、太股辺りから生えた翼が白銀の光を放つ。
強大な一撃を放ち、和を葬り去ろうとしているようだ。

以下略



159: ◆wS7fZTvKNk[saga]
2011/08/15(月) 03:16:54.29 ID:J5yF0tmDO
律が怪人態の澪に縋り付いているうちに、和は工場から逃げてしまった。

澪「何するんだ律!!和を逃せば、また関係ない人間が殺……さ、れ……」

澪は憤慨し、律に向かってまくし立てながら振り返る。
以下略



160: ◆wS7fZTvKNk[sage]
2011/08/15(月) 03:17:42.23 ID:J5yF0tmDO
今日はここまでにします。
お休みなさい。


161:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/15(月) 08:04:57.40 ID:7bVqz5Iso

次も楽しみに待ってます


162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/15(月) 08:48:17.33 ID:6qUk+fVJo
おつおつ


163:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/16(火) 13:37:42.88 ID:016VplW9o
来てたか

乙!完結まで応援してるぞ!


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