17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2011/06/13(月) 20:24:54.44 ID:vr2e7Tnk0
悲しそうな笑みを浮かべる律は、そう言って梓の頭を撫でた。
しかし、梓は首をゆっくりと横に振り、唇を開いた。
梓「すいません律先輩。折角護ろうとして貰ったのに、私さっきから足に力が入らなくて……立てそうにないです」
梓は、焦燥を通り越して達観したような笑みを浮かべていた。
律「そっかぁ……最後の最後まで駄目駄目な先輩だったなぁ、私」
梓「そんなことありません。部長は、私の、私達の最高の仲間でした」
律は倒れたまま這って梓に近寄り、抱きしめる様に覆い被さった。
律「……怖いだろ。目、閉じてな」
梓「……ありがとう、ございます」
律に、梓の震えが伝わってくる。あんな表情をしていても、やはり怖いものは怖いようだ。
苺は不機嫌そうに二人を睨んだ。
苺「気持ち悪っ。レズなの?
……まあいいや、殺してあげるね」
苺はスタスタと歩み寄ってきて―――
苺「バイバーイ」
梓(律先輩……!)
ザクッ!
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