過去ログ - 天子「どうせ私なんか、術もアニマもない、人間のクズなのよ!」
1- 20
20: ◆ABsCEpS5PQ[saga]
2011/06/13(月) 21:09:54.88 ID:tIjaTx+e0
水のアニマを放出する杖を構え直し、今度はこちらからスケルトンに近づいていく……。
ある間合いまで来たその時、突如奴の目が強い光を放ったかと思えば。
次の瞬間奴の姿は消えていた。
何が起こったかを認識する前に。
再び奴の姿を捕える前に。


妖夢:
くっ、何……っ!!


私の体に激痛が走る……全身にだ。
何が起こっているんだ。

それからようやく姿を捉えた奴、……奴は凄まじい勢いで回転している……、私の周囲を。

それしか分からない。痛い。
全身のありとあらゆる箇所が。
切り刻まれている。

余りの痛みに身を任せるしかなく。茫然と立ちつくしていた私の視界が激しく揺れた。
回転していた。奴は。今は私の目の前にいて。私の頭に。真っ直ぐに。武器を振り下ろしている。
それがわかったとき、不思議ともうどこも痛くはなかった。
殆ど意識を失いかけていた私に容赦なく浴びせられる血に染まった剣閃を最後に見て、私は意識を手放してしまおうとした。
そんな時、その化物は突然炎を上げて燃え上がった。


幽香:
みょん、大丈夫!?


どうやらその声の主に救われたようである私は、それでも意識を保つことができず、そっと放りだした


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
26Res/39.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice