過去ログ - 天子「どうせ私なんか、術もアニマもない、人間のクズなのよ!」
↓
1-
覧
板
20
8
:
◆ABsCEpS5PQ
[saga]
2011/06/13(月) 20:44:58.25 ID:tIjaTx+e0
──貧民街
天子:
お母様、嫌よこんなところ!
衣玖:
仕方ないのよてんこ
ノールへ帰れればよいのですが、それは陛下がお許しにならないでしょうし
ここではあなたがあまりにかわいそうなのだけれど……
藍:
王妃様、てんこ様
天子:
先生!
衣玖:
藍様!どうしてここへ?
藍:
陛下から城を離れるお許しを頂きまして、これからグリューゲルへ帰るのです
そこでお二人をお連れしようと思い、やってまいりました。
衣玖:
しかし、陛下がお許しになるとは思いません……
藍:
ここで待っていても、陛下はてんこ様をお許しにならないでしょう。
それどころか……
衣玖:
まさか!そんな……
藍:
グリューゲルでナの魅魔王に保護を求めると良いでしょう
衣玖:
分かりました。てんこのことは先生に御任せしてまいりました。
お言葉に従います
その日の夜中。
藍の先導で船を拝借してグリューゲルに行こうとする三人の姿があった。
そしてその姿を一人の兵が捉える。
兵士:
待て!
既に船に乗り込んだ藍はアニマを錬り始める。
藍:
スリープ!
一瞬にして兵は眠りに落ち、事なきを得る。
天子はこの時何を思ったのだろうか、後に決意することになる自分の在り方である。
しかし、この時の天子にはそれはまだ早過ぎた。
天子が再びこの城を見るまでに20年の時が流れることになる。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
26Res/39.30 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 天子「どうせ私なんか、術もアニマもない、人間のクズなのよ!」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1307964700/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice