過去ログ - 天子「どうせ私なんか、術もアニマもない、人間のクズなのよ!」
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9: ◆ABsCEpS5PQ[saga]
2011/06/13(月) 20:47:41.82 ID:tIjaTx+e0
○みょんの旅立ち

妖夢:
行ってきます、叔母さん、叔父さん。

今日は私、今年15歳になった妖夢・ナイツ……通称みょん・ナイツがディガーとしての初仕事に出る日だ。
そのために、これからヴェスティアという街に向かう。
クヴェルを探すためハンの廃墟に行く、という以外にはまだ詳しい事は決めていないが、何しろクヴェルを探すといえばあの街だ。
そこに行けばなんとかなるだろうと、そう言ってくれたのは私を育ててくれた叔母だ。
その裏付けに私の実力まで加えてくれたのは、少し私を買被りすぎだと思ったけど。


神奈子:
クヴェルを見つけるまで、帰ってくるんじゃないよ。


そんな私の叔母、神奈子から旅立つ私の背に厳しくも暖かな思いの篭った言葉がかけられる。
それに殆ど首だけで振り返ると、はいと頷いてまた歩き出した。
美しい風車が回る見慣れた風景に別れを告げ、夢への一歩を踏み出したのだ。
なんてかっこつけてみるのも、剣士の嗜みというものです。



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