過去ログ - 一方「テメェの幻想はそンなもンか、垣根ェ!!」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]
2011/06/15(水) 02:35:42.33 ID:lvgWAJXd0
 それにシスターさんは一度言ったことは曲げないもんと、微笑みながら呟くインデックスに、
彼女の言葉を深く噛みしめていた上条が口を開く。

上条「それから今まで嘘をついてて・・・」

イン「もういいってそんなこと。とうまはちゃんと無事に帰ってきてくれた。いつものとうまが帰ってきてくれた。だからそれで」

上条「約束だから」

 上条は、自分を許そうとするインデックスの言葉を遮った。
 許しを請うために、上条はここに立っているわけではない。
 あのとき、絶対にここに帰ってきて、目の前の少女に頭を下げると宣言したから、上条はここに立っているのだから。
 だから、上条は言った。
 例えインデックスに押しつける形であっても、言いたいことがあった。

「今までお前を俺は騙し続けてきたんだ。ひどいことをしてきたんだ。本当にゴメン」

 短い言葉だった。
 でも、それで十分だった。

「・・・うん」

 今までの優しい声では無く、少し震える声で少女は呟いた。それで精一杯だった。

 ゆっくりと頭を上げて、上条は言い放った。

上条「ただいま、インデックス」

イン「・・・うん!!

 


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