過去ログ - 一方「テメェの幻想はそンなもンか、垣根ェ!!」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]
2011/06/15(水) 01:50:24.75 ID:lvgWAJXd0
 拳を握りしめ、歯ぎしりをする上条。しかし、そんな彼に答えを与えてくれる存在などここにはいない。それは目の前のエレベータを登った先にいるだろう。
 そう思って、空を睨みつける上条に、

「そんなこと気にする必要ないんだよ」

誰かが後ろから優しく語りかけるように言った。
 その聞き覚えのありすぎる声に上条が急いで振り返る。

「おかえり」

そこには、少しやつれた顔で、しかしその可愛らしい顔に満面の笑みを浮かべた少女が立っていた。

上条「インデックス・・・」

イン「なに?」

 首を傾げるインデックスに、

上条「ゴメン」

頭を下げた。インデックスが何か言う前に上条は続けて言う。

上条「絶対に帰ってくるって約束したのに、こんなに待たせてゴメン」

イン「確かにちょっと遅すぎるし、さっきまで帰ってきたらすぐに噛みついてやるなんて思っていたけど・・・」

 インデックスは頭を下げたままの上条にまるで祈りを捧げるシスターのように優しく、そしてどこか力のこもった声で言う。

イン「でももういいよそんなの。とうまが無事に帰って来てくれたことがやっぱり嬉しいから」




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