過去ログ - 唯「ギー太は電気マドレーヌの夢を見るか」
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71: ◆Q9Tanlls9c[sage]
2011/07/09(土) 00:39:06.21 ID:8NOhjUsgo

気が付くとそこは唯のベッド。
時計をみる、私が唯の部屋に入ってから半時間も立っていなかった。

私の横には唯が眠っている、すやすやと。
以下略



72: ◆Q9Tanlls9c[sage]
2011/07/09(土) 00:39:44.86 ID:8NOhjUsgo
「んんーっ」

唯が呻いてもそもそっと身じろぎする

「ほら、起きなさい憂が心配してるわよ」
以下略



73: ◆Q9Tanlls9c[sage]
2011/07/09(土) 00:40:56.26 ID:8NOhjUsgo
「いいの?」

「うん」

「もっと驚きなさいよ」
以下略



74: ◆Q9Tanlls9c[sage]
2011/07/09(土) 00:41:45.49 ID:8NOhjUsgo
それから唯はシャツの裾をもそもそと指で弄びながら何か想い悩む様子。

やがてどこか言いにくそうにしながらも口を開いた。

「あのねえ和ちゃん、私夢の中にいてね……」
以下略



75: ◆Q9Tanlls9c[sage]
2011/07/09(土) 00:42:36.70 ID:8NOhjUsgo
後を憂に任せ私は家路についた。

憂は何も聞かなかった、お姉ちゃんさえいてくれればそれでいいと、ただ嬉しそうにしていた。
勘の良い子だから何かを感じ取ったのかもしれない

以下略



76: ◆Q9Tanlls9c[sage]
2011/07/09(土) 00:43:35.77 ID:8NOhjUsgo
そして私は近頃胸をうずかせていた想いに行き当たり、歩みを止める。

わかってる、私達ずっとこのままなわけじゃない。
大人になっていく不安は私の中にも、私の中にこそあったのかもしれない。

以下略



77: ◆Q9Tanlls9c[sage]
2011/07/09(土) 00:44:18.75 ID:8NOhjUsgo

だから、と私は思った。

だからこそ、このかけがえのない今を大切にしたい。

以下略



78: ◆Q9Tanlls9c[sage]
2011/07/09(土) 00:45:23.37 ID:8NOhjUsgo
投下終了です


79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/09(土) 00:45:34.75 ID:4iNFdVqnP
乙!全然雰囲気の違うSSを書き分けてすごいと思う


80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/09(土) 00:49:48.71 ID:9Qf5SEqWo
読んでないけど凄くキモかったです!!!!!


81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/09(土) 00:55:16.11 ID:YyKCnQpSo
面白かったよ乙


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