27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/16(木) 03:01:24.26 ID:NUWSiTSU0
垣根「どうすんの?」
フレ「そ、それは、できな」
垣根「へー」
プシュッと、音がした。
フレンダが音の方を見ると小さい穴が空き煙が出ている。
垣根「サイレンサーってすげぇな。本当に音が全然しねぇ」
運転手「弾、無駄にしないで下さいね」
垣根「分かってるよ」
その会話でフレンダはようやく気付いた。
垣根が銃を撃ったのだ。
垣根「車の中が血まみれになるのは気分が良くねぇ。話してくれると助かるんだけど」
ゴリッと銃口がおでこに押し付けられる。
フレンダはごくりと唾を飲んだ。
垣根「黙るなよ。それとも質問忘れたのか?」
フレ「えー…っと、その……」
長いこと暗部で働いているが、ここまでピンチになったのは初めてだ。
頭に銃を向けられるなんて数時間前は考えてもいなかった。
もし、言ったらどうなるのだろう。
きっと麦野はそんなことを許さないだろう。間違いなく殺される。
しかし言わなくても殺されるのだ。
先ほど垣根は正直に言えば生かすと言った。
それが本当ならば、正確に情報を言ってしまえばよい。
でも、そのせいでアイテムのメンバーに危機が及ぶ。
でも、言わなければこの場で殺される
フレ(どうしよう……、でも、どっちにしろ死ぬんだから、)
死ぬのなら、麦野に殺されよう。
ここで訳の分からない男に殺されるよりかはマシだ。
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