70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/18(土) 01:24:16.87 ID:VCCMkA5A0
垣根「痛ってぇなぁ」
浜面(いや、全然痛そうじゃねぇよ……。やっぱりレベル5ってキチガイばっかりだな)
垣根「そしてムカついた。まずはテメェから粉々にしてやるよ」
垣根はとても機嫌が悪かった。
ここに来る間、仲の良さそうなカップルをたくさん見て来たからだ。
それに加え、絹旗は垣根の頭を狙ってテーブルを投げつけてきた。
能力が無かったら、垣根の頭部に直撃していただろう。
そんなことになったらどうなる?
死ぬかもしれない。
死なないとしても、耳が聞こえなくなるかもしれない。
耳が聞こえなくなったら?
耳が聞こえなくなったら、おかえりラジオを聞くことは出来ない。
いや、おかえりラジオだけではない。
マイエンジェル愛生ちゃんのほっこりヴォイスが聞けなくなってしまうのだ。
垣根(このクソガキ、絶対に許さない!)
垣根がくだらないことを考えていると(本人にとっては深刻なことだが)、
絹旗は二人の手を取って麦野に目配せし、壊れた壁の奥に飛び込んでいった。
麦野「テメェの相手は私だ。包茎野郎」
垣根「見たこともねぇのに勝手に決めんな」
麦野「テメェの狙いは『能力追跡』だな?」
垣根「さぁ?お前かもよ?あぁ、でもお前って口汚いからタイプじゃねぇや。わりぃな」
麦野「死ね!」
麦野の言葉を合図に二人は同時に動き出した。
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