過去ログ - ほむら「幸せな明日を迎える為に」
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248: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 22:02:29.57 ID:Yh4BJeEl0
私が首をかしげると、
さやかはばつが悪そうに苦笑して続けた。
「私達の為、でしょ?
私達一般人の為に、2人は……」
249: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 22:02:58.44 ID:Yh4BJeEl0
「ありがとうございます。
でも、迷惑じゃなければ見学続けさせてくれませんか?」
まどかが真剣な表情で言う。
250: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 22:04:22.10 ID:Yh4BJeEl0
まどかとさやかがそう言って頭を下げる。
「「……」」
私と先輩は互いに顔を見合わせて、小さくため息をつく。
251: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 22:04:51.36 ID:Yh4BJeEl0
風は珍しく吹いていない。
空からは太陽が眩しい光を注いでいた。
「先輩……」
252: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 22:05:24.13 ID:Yh4BJeEl0
「何で震えてたの?
美樹さんが1年後。そう、未来の話をした時、暁美さんは震えていたわ」
先輩がさっきの光景を思い出しながら言う。
253: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 22:06:09.43 ID:Yh4BJeEl0
「ワルプルギスの夜が倒せなかったら、私達はみんなの未来を守れない。
それが……怖い。怖くて、あの笑顔を失ってしまうと思うと……」
私はまた震えていた。
254: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 22:07:05.98 ID:Yh4BJeEl0
そんな私を、先輩が抱き寄せる。
「大丈夫、守りましょう。絶対に。
それに、少し意地っ張りだけど、もう1人。
魔法少女がいるから」
255: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 22:07:39.34 ID:Yh4BJeEl0
「明後日、魔女が出なければ会いに行きましょ」
先輩の言葉に頷く。
ワルプルギスの夜が来るまで、
256: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 22:08:09.51 ID:Yh4BJeEl0
ううん。
伝えられる?
そうじゃない。
257: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 22:08:52.75 ID:Yh4BJeEl0
第19話
『一緒にこのことを伝えよう。マミさんに』
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