11: ◆r3vckS1wEQ[age]
2011/06/15(水) 21:02:25.45 ID:LGfG5B7r0
磨きは丁寧にしねえとなァ…虫歯にはなったことはねえが、死ぬほど痛いらしい。
三下ンとこのシスターが目の色かえて熱弁してやがったからなァ…
学校指定の鞄をひったくる。クソガキの準備も済んだようだ。
「行くぞ。クソガキ。」
「うーー!!お待たせ!とか、なんか一言ないの!?ってミサカはミサカは憤慨してみる!いってきまーす!!」
「おー。いってらっしゃいじゃん。…一方通行?」
さっきからしつけェなあ…あいさつデスヨネ〜
「…イッテキマス…」
「よくできましたじゃん!」
邪気のない快活な笑顔を浮かべる黄泉川に、頭を豪快に撫でられる。
悪くねえ…丸くなったもんだなァ…俺も…
「ああァ!!うぜェ!!さっさと行くぞ!!クソガキ!!」
「ああーー!待ってって!ミサカはミサカは___________________」
四月も下旬に差し掛かった頃。
あァ〜…眩しい…これは過ごしやすい陽気っていうのかねェ…どォーでもいいが…
全て、そう呼んでもいいくらいの出来事が終わりを告げてから一カ月と半分が過ぎようとしていた。
ここ学園都市が科学の総本山であることも、能力者の集う場所であることも何も変わってはいない。
相変わらずクソッタレどものクソッタレな街であることもだ。
だが、親船最中を中心に刷新された統括理事による統治により徐々に変化を見せているのも認めなきゃならねェ…
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