過去ログ - 上条「学園都市? なんで俺がそんなところに?」
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第一章 吸血殺し(ディープブラッド)の魔法使い 4
[sage saga]
2011/10/06(木) 20:59:29.00 ID:Jcsfh3HO0
すっかり子ども扱いされている。
失ったのは『思い出』だけであり、知識はちゃんと残っているというのに。
年齢相応の知識はちゃんと持っているのだから、子ども扱いされるのは少し違う気がするが……
まさか、元々こんな扱いだったのだろうか。
美琴の言い分にも一理あるのは分かる。
単純に考えて、学園都市で三番目の実力を持つ彼女より強い人間など、そう存在しない。
彼女が最大限の力を発揮する際、敵味方関係なく異能の力を無効化する幻想殺しの存在は、邪魔になるだけだ。
(せめて……逆の入口を探すか)
そう結論付けた上条の耳に、
「――久しぶりだね、上条当麻」
そんな挨拶が届いた。
「――!?」
振り返った先にいたのは、身長は二メートルはある、長身の少年だった。
黒い修道服に身を包んでいるくせに、髪は真っ赤に染め、
右目の下にバーコードの刺青を入れ、全ての指に指輪をはめ、
あげくに十メートル以上離れているにもかかわらず香水の匂いが漂ってくる、破戒僧と呼ぶにふさわしい少年だった。
もちろん、『見覚えのない』少年だ。
(…………?)
そこまで考えて、上条は自身の思考に疑問を抱いた。
どうして、目の前にいる人間を、
身長は二メートルちかくもある、破戒僧という単語がしっくりくる人間を、
なぜ、頭の中で少年と断言できた?
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