過去ログ - とある仮想の禁書目録
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54: ◆F/bQYgopwk[sage]
2011/06/22(水) 23:22:05.49 ID:B8ri+1Zi0
「…調整だと」

記憶を調整するという言葉に、一方通行は身構えた。

「統括理事会の判断で書き換えが行われる、とミサカは判断します」

「チッ…。いいのか?俺にべらべら話しちまって」

「…おそらく、この話は無かったことになると思いますので」

「胸糞悪ィ」

「…第六位のことは最高機密ですから」

「何故、話した?」

「さあ?なんとなくでしょうか」

「…記録しかできない割には、饒舌だなァ」

「…第九九八三次計画は、八月十六日〇六時三〇分より行われますので宜しくお願いします」

「その個体が九九八三号かァ?」

「はい」

「俺がどこまで覚えてられるかわからねェけどよォ、面白かったぜ」

そう言って口元を歪め、一方通行は九九八三号に背中を向けた。

「…あばよォ。第六位」


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