過去ログ - 一夏「なんでお前が?」
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23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage saga]
2011/06/19(日) 21:59:58.67 ID:3t8PjP0Y0
一夏はなにがなにやらわからないと言った表情だが俺や周りのクラスメイトにはその意味が分かる。
一年生のそれもIS初心者に専用機が与えられるのは前代未聞のはずだ。ISは全世界に467機しか存在しない。
それはISの発明者、篠ノ之束博士がISの中心たるコアを467個し作り出さず、コアを作れるのは世界で唯一篠ノ之博士だけなのだ。

つまりその限りあるISの中から個人専用に割り当てられるのは極一部の限られた人間だけだと言うこと。
そりゃあもうすごいことなのだ、あのセシリアから話しかけられるよりもずっと光栄なことなのだ。

しかし一夏はそんなこと一切わかっていないので千冬さんに教科書の、さっき俺が説明した部分の音読をさせられていた。
でも篠ノ之って篠ノ之博士以外にも聞いた覚えがあるぞ、それもつい最近。なんだったかな?

「あの、先生。篠ノ之さんってもしかして篠ノ之博士の、その・・・関係者なのでしょうか?」
クラスの視線が一つの方向に向いたので俺もその方向を見ると、昨日一夏に話しかけてきた謎の女生徒の方をみているらしい。
そうだ、思い出した。自己紹介であの子は『篠ノ之箒』と名乗っていた。どうりで聞いた覚えがあるはずだ、昨日のことではないか。

「そうだ、篠ノ之はあいつの妹だ」
千冬さんの肯定の言葉にクラスメイトたちは授業中だというのに篠ノ之の席の周りに押し寄せていく。


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