過去ログ - 一夏「なんでお前が?」
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982:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]
2012/10/11(木) 01:43:48.85 ID:0u+9R2Mno
キタ━(゚∀゚)━!!

今日中には来るんだし、まったりと待とうぜ。
数十時間程度、数ヶ月待ったのと比べれば苦にはならん


983:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/10/11(木) 02:03:47.92 ID:mksfoAtL0



「は?」

以下略



984:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga sage]
2012/10/11(木) 02:04:43.34 ID:mksfoAtL0

「藤吉とは一応親友と名乗ってもいいほど仲がいいよ。それと単一仕様能力の発現条件も、教科書に載ってるような嘘じゃなくて本当のところを知ってるよ」

「本当の、こと……」

以下略



985:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga sage]
2012/10/11(木) 02:05:36.46 ID:mksfoAtL0


話の流れを読む。
篠ノ之束が、何か目的を持って世界を操作しようとした。
文面だけで見ればどこの陰謀論者だと笑ってしまうが、その首謀者があの篠ノ之束だとすれば現実味が増すのはおかしな話だ。
以下略



986:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga sage]
2012/10/11(木) 02:06:27.43 ID:mksfoAtL0


『玉鋼の第二次移行が完了しました』

短いその一文がハイパーセンサーを通した俺の目の前に浮かび上がっていた。
以下略



987:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga sage]
2012/10/11(木) 02:07:26.56 ID:mksfoAtL0


『あー、現在航行中の船舶と、ISに告げる。この空域、海域は現在IS学園の管理下にあって封鎖されてる。許可のない、えー、あー…… なんて言えばいいんだろ、警告って』

そんな間の抜けた親友の声に、俺の口は思わず動いていた。
以下略



988:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga sage]
2012/10/11(木) 02:08:24.48 ID:mksfoAtL0



「作戦完了―― と言いたいところだが、お前たちは独自行動により、重大な違反を犯した。帰り次第、反省文の提出、懲罰用の特別トレーニングを用意しているからな。覚悟しておけ」

以下略



989:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga sage]
2012/10/11(木) 02:09:03.85 ID:mksfoAtL0


夜明け前の海は静かで、うっすら水平線の向こうは明るくなり始めていた。
波が岩場を叩き、しぶきをあげて音を鳴らす。
そんな中俺は波間から体を引き上げた。
以下略



990:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga sage]
2012/10/11(木) 02:09:36.19 ID:mksfoAtL0


「本当に治っている…… 確かにここに傷を負っていたはずなのに……」

さも信じられない、といった感じで箒が呟く。
以下略



991:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga sage]
2012/10/11(木) 02:10:05.03 ID:mksfoAtL0


「さっきお前は『自分が怪我をしたままのほうがよかったのか』と聞いてきたな。もちろん、その答えは否だ。お前もそれはもちろんわかってくれていると思う、けれど私はそれを言葉にしようとするときに思わず別の部分までそれに引っ張られて…… あぁ、やはりうまく言葉にできんな。つまり――」

箒はぴしっとした感じからわずかに態度を崩しながら、言葉をつないでいく。
以下略



992:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga sage]
2012/10/11(木) 02:11:09.39 ID:mksfoAtL0


しっかりと箒をこの両手で抱きとめた。

「い、一夏?」
以下略



993:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga sage]
2012/10/11(木) 02:11:36.01 ID:mksfoAtL0




「箒」
以下略



994:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga sage]
2012/10/11(木) 02:12:03.22 ID:mksfoAtL0


瑣末な寝苦しさに、俺が目を覚ますとすぐさまその原因が目に入った。
俺の胸の上にセシリアが上半身を投げ出すような形で眠っていた。
想い人がこういったことをしてくれるのは嬉しいんだけど、できれば怪我していない時にしてほしかったと切に思う。
以下略



995:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga sage]
2012/10/11(木) 02:12:45.21 ID:mksfoAtL0


手持ち無沙汰な右手をセシリアの頭に乗せて、そのまま撫でる。
妹の髪よりも幾分かさらさらしていてさわり心地がいい。

以下略



996:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga sage]
2012/10/11(木) 02:13:15.78 ID:mksfoAtL0


束がふざけたような声を出しながら、ぶたれたところをしきりに気にしていた。
しかしそんなコミカルな仕草も、この場に流れる緊迫したような空気を拭うには至らない。
二人の間に流れる沈黙。
以下略



997:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga sage]
2012/10/11(木) 02:13:45.14 ID:mksfoAtL0


彼女が疲れたように自分の椅子に腰掛ける。
多分彼女は今までの生涯で一番疲れていたんじゃないだろうか?
まったくの俺の想像なのだが。
以下略



998:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga sage]
2012/10/11(木) 02:14:13.31 ID:mksfoAtL0


「束ちゃん、何で君みたいな優しい女の子が、あんな悲しい顔をしなくちゃなんなかったんだ?」

俺の言いたかった言葉をぶつけた瞬間、目の前の女の子から感情が消えた。
以下略



999:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)
2012/10/11(木) 02:15:27.38 ID:mksfoAtL0
はい、ここまで。
三巻編終了です。
今回はあとがきなしで、次のスレへの誘導を行うので次のレスはあけといてください。
それではこれにて


1000:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/11(木) 02:22:15.53 ID:iK8lJwvqo
こいつ自信まんまんだな


1001:1001
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