過去ログ - シャルロッテ「病気をなおして!」 【まどマギss】
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112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 21:59:51.10 ID:G+dXZQyK0

「あの子、時々強情なところあるものね……」

「だからもう仕方ねーのさ。どんな形であってもあいつを生かしたい。痛てぇのは全部あいつに押し付けて、
 ひっくい可能性に賭けて待ってるしかない。今回の行為は、徹頭徹尾あたしらの自己満足だ。これはそういう話だ」
以下略



113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 22:00:42.53 ID:G+dXZQyK0

「ま、最後のは受け売りだけどな」

「……随分なことを言われたのね」

以下略



114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 22:02:11.27 ID:G+dXZQyK0

和美は眠っていた蛇が鎌首をもたげるより素早く顔を起こし、真紀の額をぺちんと叩く。

「いてっ!」

以下略



115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 22:03:57.23 ID:G+dXZQyK0
病室/

和美と真紀が病室に入ると、シャルはぐっすりと眠っていた。泣き疲れによるものなのだろうか、シャルの目は腫れていた。

「……」
以下略



116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 22:06:21.36 ID:G+dXZQyK0

「看護婦さんが、シャルは荒れてるっていってたけど……、そうよね。そうなるわよね」

「誰だってそうなるさ。ましてやこんな……小さな子に」

以下略



117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 22:08:30.33 ID:G+dXZQyK0

「ごめんなさい。シャルロッテ……」

和美はぎゅっとシャルの手を握る。真紀は壁にもたれてそれを見ていた。

以下略



118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 22:10:17.10 ID:G+dXZQyK0
病院の廊下/

「今日からでも魔女狩りを始めるわ」

「そうだな。それがいいよ」
以下略



119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/06/19(日) 22:11:17.18 ID:G+dXZQyK0

その声が自分たちに向いていることを感じ取った二人は、声のしたの方へ向く。
そこには縁の太い眼鏡をかけた気の優しそうな男性、シャルの父親が、多くの鞄を持って歩いてきた。

「ご無沙汰しております」
以下略



120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 22:12:35.18 ID:G+dXZQyK0

頭をあげたシャルの父は、離れてようすを見ていた真紀に向かって問いかける。
真紀は、自分の身なりが大人にどういう思いを抱かせるか知っていたので、和美とは距離を置いたのだが、見られていたのだろうか?

「あ、いやえっとあたしは……」
以下略



121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 22:14:34.46 ID:G+dXZQyK0

「シャルが……娘がよく言っていたんです。『頼り甲斐があるカッコいい先輩』だと。
 あぁ後それから、『見た目はちょっと恐いけど、実はとっても優しい』ともいっていました」

「そ、そーですか。こえぇだなんて……! ほんとアイツには今度ヤキ……じゃなしに、よく言い聞かせておきますから!」
以下略



122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 22:17:12.42 ID:G+dXZQyK0

「ぉ……お、おい! お前が言うなよ」

「いえいえ。敬語のことだってチャーミングですよ? 愛を語らう際には、敬語など邪魔な壁でしかありません」

以下略



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