過去ログ - シャルロッテ「病気をなおして!」 【まどマギss】
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134:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 22:32:58.41 ID:G+dXZQyK0

「なんか、ゾンビみたい」

「何をいうんだい。これで君の身体は無敵だよ? 魔翌力さえあれば、君は怪我では死なない。
半身がなくなっても、また肉体が構築されるんだよ」
以下略



135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 22:35:05.86 ID:G+dXZQyK0
出来るわけ無い、と言おうとして気がついた。いつもなら及ばなかった思考に、ピースが綺麗に嵌っていく。
シャルは勘のいいほうではなかったが、この時は分かった。きっと、生きることへの執念。
諦めない、生きることへの執念が呼び寄せた思考に、シャルは歓喜に鳥肌が立つ。

「からだは銃弾にはならない」
以下略



136:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 22:36:37.80 ID:G+dXZQyK0

「だけどガンは転移するらしいから、傷つけると言うより、身体のすべて吹き飛ばす位の方が効果的かもしれないね」

「え、いや、でも。それはさすがに……。痛いし……」

以下略



137:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 22:37:22.18 ID:G+dXZQyK0

「ぁ……! あ……!」

身体を覆っていた痛みの膜が溶けてなくなる。シャルは今まで苦しめられてきた『痛み』に、とうとう勝ったと、喜んだ。

以下略



138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 22:38:03.56 ID:G+dXZQyK0

「君は医者に安静にしていろって言われたけど、そんなことをしても君は助からない。自分の未来は、自分で切り開かなくちゃ!」

「わかったよ。どうすればいいのかな?」

以下略



139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 22:41:25.70 ID:G+dXZQyK0
シャルはその言葉に顔を顰め、

「じゃあ、いい。わたし一人でやる」

シャルはお荷物扱いされるのが嫌で、これまでに自分を磨き上げてきた。
以下略



140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 22:42:04.17 ID:G+dXZQyK0

「行ってくるね、キュゥべえ」

シャルは窓から身を乗り出す。QBは激励のようにシャルに言う。

以下略



141:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 22:43:27.81 ID:G+dXZQyK0
町外れ/  〜翌日の夕方〜

「……おかしいわね」

和美は怪訝そうに呟く。
以下略



142:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 22:45:45.01 ID:G+dXZQyK0
病院/  〜深夜〜

「昨日より顔色はよくなったね」

「キュゥべえのおかげだよ」
以下略



143:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 22:48:37.36 ID:G+dXZQyK0
人通りのない団地/  〜休日の昼〜

連続する破裂音。異形のそれは怯え、甲高いカエルのような悲鳴を上げて逃げ去っていく。

「くっそ……」
以下略



144:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 22:50:51.38 ID:G+dXZQyK0
街の大通り/   〜同時刻〜

「ここも、だめか」

和美は苦い顔をする。ここ最近魔女と全く遭遇しない。数日前は反応だけでも確認できたのに、今では使い魔以外出会わない。
以下略



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