204:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/27(水) 21:20:04.99 ID:pQmVYrdNo
時間は遡る。
―ほむらが転校した翌日―
一人の男が見滝原市を歩いていた。
男の格好は普通だった。ただ、左手だけに手袋をしているということ以外は。
その男の近くには蝙蝠のようなものまでいる。
「この町は雰囲気がおかしい。太牙、わかるか」
蝙蝠もどきが男に話しかける。
「ああ、話には聞いていたがここまでとは」
『太牙』と呼ばれた男が返事をする。
男の名前は『登太牙』ファンガイアのキングであり、闇のキバを受け継ぎし者。
歴代最強のキングとしてファンガイアを統括している。
現在は人間とファンガイアの共存のために日夜苦労している。
蝙蝠もどきの名は『キバットバットU世』
闇の鎧を封印しているキバット族の一匹である。
しばらくすると太牙達は迷路のような場所に入り込んでいた。
「なるほど、ここが魔女の結界か」
「太牙、あそこを見ろ」
キバットに言われた方を見ると、なにやら妙なものが向かってくるのが分かった。
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