222:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/31(日) 21:41:45.03 ID:PincXEguo
『わかったよ』
渡は引き受けてくれた。
「そうか、なら詳しい日時が決まったらまた連絡する」
そう言って、電話を切る太牙。
同じバイオリニストである渡なら、きっと恭介の話を親身になって聞いてやれる。
そう思い、行ったことだった。
「いいのか、太牙。人間を簡単に紹介してしまって」
どうやらキバットは恭介を渡に会わせるのは反対らしい。
「あいつなら、今のあの少年を癒してくれる。そう考えてやったことだ」
かつては思想の違いから対立していたこともあったが、今は兄弟として生きている。
「そうか…なら俺からは何も言うことはない」
キバットも渋々納得してくれたようだ。
「じゃ、これからこの街の探索とでも行きますか」
そう言って、まだ日の高い見滝原市を歩き始める太牙。
この数時間後、太牙は名護に接触することになる。
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