226:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/31(日) 21:43:44.02 ID:PincXEguo
―病院―
上条恭介は昨日来た登太牙が来るのを今か今かと待っていた。
「やあ、昨日の答えを聞きに来たよ」
来た。
昨日心に決めた。
どんなに低い可能性であっても、その可能性に賭けると。
「お願いします。僕の腕を…治してください」
「そうか、なら今から準備してくれ。既に転院許可は出てるよ」
「今の僕には持ち物なんてこの体だけです」
できれば今すぐにでもここで治してほしかった。
「じゃあ、案内するよ」
こうして恭介は知らずのうちにファンガイアと接触し、そのファンガイアに助けてもらうことになった。
が、今の恭介にはそんなことはどうでもいい。
「…さやか」
幼馴染の名前を呼んで、病院を出た。
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