254:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/03(水) 21:46:28.44 ID:BKFGDoW9o
こちらを見つめる橘の顔を見ると、目から涙が出ているのが分かった。
それに長いこと泣いていたのか、目が真っ赤に腫れている。
「なにがあったの?まどかがここにいたでしょう。あの子はどうしたの」
橘の心配より、まどかのことを優先するほむら。
「いや、なんでもない」
服の袖で涙を拭う橘。
「まどかちゃんと杏子ちゃんならもう帰してある。2人とも無事だ」
「そう…」
(まどかが無事でよかった…)
魔法少女のリスクを既に知っているまどかは契約していない。
その為、彼女は無力だ。
彼女が無事で本当によかったと思うほむら。
「君ももう帰りたまえ。俺ももう少ししたら帰る」
橘に早く帰れと言われた。
「ええ、そのつもりよ」
その場で180度回転し、自分の自宅へ向かうほむら。
約束の休日は明後日だ。
その日のうちに、インキュベーダーに仲間はいなくなるだろう。
その時が待ち遠しかった。
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