298:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/14(日) 21:40:01.76 ID:Kids5Lg0o
―十数分後―
「よし着いたぞ」
バイクを止める太牙。
「かなり大きいですね…」
渡の家はなぜかは知らないが無駄に広い。
音也が住んでいる頃からそうだった。
「とりあえず出てきてもらおう」
そう言って呼び鈴を鳴らす。
「いらっしゃい、太牙兄さん」
若い男が出てきた。
20代前半どころか二十歳を超えていないと言われても通じそうな顔だ。
「その子がこの前言ってた?」
「ああ」
少し前に言っていた少年は恭介のことだ。
「俺はこれから見滝原へ向かう。とりあえずこの子は夕方ぐらいに帰してやってくれ」
「わかった」
そして再びバイクに乗り、見滝原へと向かった太牙。
取り残された恭介。
「とりあえず入りなよ」
「お、お邪魔します…」
恭介は渡に言われ、緊張しながら家に入った。
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