328:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/17(水) 21:45:52.36 ID:0z1elG10o
名護は1986年にある人物を救うためにその男の護衛をしていた。
そこで1986年のイクサに変身する男に出会った。
男の名前を名護は知らないが『紅音也』という。
知らずのうちに名護を変えたのは紅親子だった。
「俺とその人では力では俺のほうが上だっただろう。
だが俺はその人には勝てないと言われた。何故だと思う?」
名護はまどか達に尋ねる。
「それが、遊び心が足りないってことですか?」
話の流れからそう答えを出した。
「ああ。あの時の俺は戦士として、ただ敵を倒せばいい。そう考えていた。
だがあの人はこう言った。『お前には遊び心がない。心の余裕が無い。張り詰めた糸はすぐ切れる』と」
その一言や真夜への恋で名護啓介は大きく変わった。
心に余裕ができ、それまで自分のことだけを考えていた名護が誰かのことを考えてやれるようになった。
そして後に渡や嶋、健吾のことを気にかけ、彼らを救おうと名護なりに頑張った。
だからこそ、今の名護がいるわけである。
「あの時のマミちゃんはただ倒さなくてはいけないから倒す。
心に余裕がなく、常に張り詰めた状態で戦っていた。だからこそあんな事を言ったんだ」
「うふふ、確かに名護さんの言う通りです。あの頃の私はただ魔女を倒してただけ。
いくら体を鍛えようとも、心が全く変わってなかった」
「それで考えついたのが必殺技だ」
「必殺技?」
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