347:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/21(日) 21:44:25.72 ID:4ELXsci5o
「俺にはこいつがある」
そう言って新たに取り出したのは、ハンドガンのようなものと、剣のような物。
イクサより前に、人間が少しでもファンガイアに抵抗するために作られた
『ファンガイアバスター』と『ファンガイアスレイヤー』だ。
「使い魔程度ならこいつで捌ける。どうしてもカバーできないところはイクサに変身していない方に任せる」
「てことは結界の最深部に居る魔女とはイクサだけで戦うのか?」
「そういう事になるな」
最初は冗談だったが本気にそう考えている名護。
「分かりました。次は私がイクサに変身します」
「仕方ねえなぁ…あたしは名護のフォローに回るよ」
マミが承諾し、杏子も渋々それに合わせる。
「じゃあ、次は頼んだぞ」
―翌日―
「それじゃあ行きます」
魔女を探し始めてすぐ、結界を見つけられた。
マミは深呼吸をしイクサナックルを構えた。
まずは名護と同じように手のひらにイクサナックルを当てる。
『レ・ディ・イ』という音声が鳴り、重低音が鳴り響く。
マミはイクサナックルを持った手を左側に突き出し、その腕を回転させるように上に上げる。
「変身!」
腕を頭の上まで持って行き、その後は名護と同じく胸の前に持って行きベルトに装着させる。
『フィ・ス・ト・オ・ン』の音声と共にマミにイクサが装着される。
「よし、行こう!」
そして名護達は走りだした。
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