369:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/24(水) 21:22:08.94 ID:zH+GMZFRo
「君は、自分の運命を受け入れているのか?」
「ええ、魔女になりそうならその場で死ぬ覚悟だって出来てるわ」
だが、まどかを救うまでは決して死ねない。
「だめだよ!ほむらちゃん!死んじゃダメ!」
まどかが口を挟んできた。
「私達魔法少女は魔女になるか、魔女に殺されるか。その2つしかないのよ」
「で、でも、名護さんもほむらちゃん達を救おうとしてるんだよ!?それなのに死ぬなんて」
まどかは優しすぎる。
その優しさがほむらの胸を痛めさせる。
「そんなの、何年先になるの?1年後?10年後?もしかするともっと長いかもしれない。その頃には私は死んでるわ」
「うぅ…」
根拠のない物に頼る気などさらさらない。
「出来るなら俺は、君を永遠の地獄から救ってやりたい」
名護が言った。
「名護さん…?」
「君が今まで、どんな世界を巡ってきたかは分からない。
だが、いままでがそうだったからと言ってこの世界でもそうとは限らない」
「それが、未来への可能性というものではないか?」
何故。
何故この男はここまでして私の心に入り込んでくるの?
「何故そこまでして魔法少女を救いたいの?」
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