過去ログ - まどか「名護さんは最高です!」
1- 20
368:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/24(水) 21:21:32.17 ID:zH+GMZFRo
―ポレポレ Side:ほむら―

「なあ、ほむらちゃん、本当のことを話してくれないか?」

いきなり、名護啓介がそう言ってきた。

「何のことかしら?」

名護の言いたいこともわかる。

自分の能力を時間遡行と知っているのは名護だけだ。

つまり、自分の能力も願いもすべて打ち明けろ。そう言いたいのだ。

「君が何を背負って戦っているかは知らない」

「そう。それならそれでいいじゃない」

もちろん、話す気など全くない。

もう、誰にも頼らない。

そう決めた時からずっとそうしてきた。

自分が話したところで誰も自分の言っていることを信じない。

協力しているのは、あくまでワルプルギスの夜を倒すための戦力の確保。

それ以上でも、それ以下でもなかった。

「以前俺は、いや俺達は言った。魔法少女を救ってみせる、と」

なぜこの男はこうまでしてこちらに踏み入ろうとするのか、ほむらには理解できなかった。

「その中にはマミちゃん、杏子ちゃんはもちろん、君も入ってるんだ」

「私はそんなことは頼んでいないのだけれど」

頼んでもいないことを押し付けるな。

こっちにはこっちの事情がある。

何も知らない第3者に介入されてはたまったものではない。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
644Res/514.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice