505:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/09/14(水) 21:50:41.13 ID:quDakBU5o
―見滝原市民避難所 Side:さやか―
「なんかすごいことになっちゃたね」
恭介が言った。
「うん。しかも今日突然できたって噂でしょ。ありえないっしょ」
さやかは台風の正体を知っている。
だがそれを恭介に話す気はない。
話したところでどうにかなるわけではない。
ほむら達の問題だ。
そしてさやかもほむら達が心配であった。
「ここまでは私の計画通り…ククク…」
「降臨、満を持して…」
隣にはホスト風の男どもが訳のわからないことを口走っている。
(はぁ…変なところに陣取っちゃたな…まあ恭介が近くにいるからマシだけど…ん?)
さやかが何かを見つけた。
「まどか?それに…」
「鹿目さんだ。何処に行ってるんだろう」
やっぱり恭介にはまどかしか見えていない。
さやかの目にはまどかの足元にいるインキュベーターがしっかりと映っている。
「ごめん、恭介。私用事できた」
「さ、さやか!?」
そう言ってホールの外に出たまどかを追う。
魔法少女に関わったのだ。
恭介のことも心配だが、友達であるほむらも心配だった。
此処に入れば恭介は大丈夫だと考え、まどかを追うことにした。
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