586:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/10/09(日) 21:06:46.01 ID:6XNPoIO+o
 「なんて言ったの…?」 
  
 恵が口に出した。 
  
 「開けて…だと思います」 
  
 その言葉に渡が答えを出す。 
  
 「あれの言ってることが分かるの!?」 
  
 「え、ええ」 
  
 所々でノイズが入り、分からない部分もあるが大体は分かった。 
  
 「君と太牙の共通すること…ファンガイアの血を引いていることか」 
  
 「ええ。その通りですよ」 
  
 今度は嶋の質問に太牙が答えた。 
  
 「サガークが話しているのは古代ファンガイア語。渡がきちんと聞き取れていないのは人間の血が混ざっているからだろう」 
  
 その通りだった。 
 渡には人間紅音也と元クイーン真夜の血が流れている。 
  
 ある程度は理解できるのだが、少しだけ聞きとることができない。 
  
 「サガークの力を借りる。コレで俺は戦える」 
  
 総合的な能力ではダークキバには劣るサガ。 
 だが、今の渡達にとっては貴重な戦力だった。 
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