588:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/10/09(日) 21:08:48.66 ID:6XNPoIO+o
 「待って…ください…」 
  
 名護が奥から出てきた。 
  
 「ちょっとちょっと!寝てなきゃ駄目だよ!」 
  
 木戸が必死に名護を止めようとしている。 
  
 「俺は…戦えます…」 
  
 そうは言っても顔は真っ赤で先ほどと変わらず… 
 いや、先程より酷くなっている。 
  
 肩の上下や息遣いからまともに戦えそうには見えなかった。 
  
 すると、恵が席を立ち名護に近づいた。 
 そして、名護の前に立ち、 
  
 「ハァ!」 
  
 名護の鳩尾にパンチを叩き込んだ。 
  
 「私のパンチも避けられないでどうやって戦うつもりなの?分かったら寝てなさい」 
  
 そう言って名護を再び奥に連れていった。 
  
 (女の人って怖い…) 
 (女性って怖い…) 
 (女というものは…怖いな) 
 (怖いな…) 
  
 その光景を目の当たりにした4人は同じ事を考えていた。 
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