過去ログ - 兄妹SS(仮)サブイベント集
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100:A1h4hQOe0 ◆3KKT9vrQyY7x[sage saga]
2011/07/15(金) 23:08:53.81 ID:NYz2bdO/o
何だかんだ言って博士も動きが早いな
悪いことじゃない
「それで、気になって博士に聞いてみたら二人がハンニバルと戦ったって言うから様子見に来たってわけ、ま、無事でよかったよ」
コウタはカラカラ笑う
こういう仲間想いなところもあるから憎めない奴なんだよな
「んでんで!?どんなだったんだハンニバル!」
そして即座に話題を転換してしまう
もしかしたら気恥ずかしかったのかもな
「かなりかっこいいですよ、男のロマンってやつですかね」
「おおおおお!!次は写真とか撮ってみてくれよ!」
「そんなのんきなことしてる暇はありませんよ!」
ま、今日の戦闘を鑑みればどう考えてもそんなことできないな…
アリサの指摘はもっともだが
あれは確かに写真で残したい
だってかっこいいもん
「そうですね、主要の攻撃は、突進してきたり、尻尾で薙ぎ払ったりですが…あ、手を剣に変えて攻撃もしてきますよ」
「マジでマジで!?くううう!!かっこいいなおい!!」
コウタは足をジタバタさせてハンニバルを想像しているらしい
あれは男なら誰でも憧れるよな〜
「不謹慎ですよ!こっちは危うく死ぬところでしたのに…」
「私とアリサならウロヴォロスが100体出てこようと生き残れますよ」
俺はそう言ってアリサに片目をつぶって見せた
正直俺はアリサと一緒ならどんなミッションでも負ける気しないからな
「調子に乗りすぎです!まったく…リーダーは…」
「でも、あんたら二人だしなあ…あながち間違いじゃねえんじゃねえの?」
事実、俺とアリサが携わった任務でミスしたモノはほとんどない
この間なんかコンゴウ8体に囲まれて生き残ったくらいだ
あの時はさすがに危険だったが、二人でなんとか力をあわせて乗り切った
「まあ、データがあればの話ですけどね、今回は新種のハンニバルでしたし、ホント大変でしたよ」
俺は片手を振りながら紅茶を煽った
「二人でもそんな危険なのか〜…こりゃ俺たちが出られる幕はないかもなあ…つまんね〜」
コウタはつまらなさそうに足をぶらぶらさせている
「詰まる詰まらないの話じゃありません、命を落とすより良いでしょう?」


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