過去ログ - 兄妹SS(仮)サブイベント集
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102:A1h4hQOe0 ◆3KKT9vrQyY7x[sage saga]
2011/07/15(金) 23:09:58.15 ID:NYz2bdO/o
これでポットは空だ
「さて…それじゃあアリサの家事下手についてなんだが…」
「怒りますよ!」

それから少し他愛のない話をしていたらアリサがあくびをし始める
「眠いか?」
「まあ…少し…」
と、口では言っているがかなり眠そうだ
目が閉まりかけている
「そんなに眠いなら先に戻って寝ればよかったのに」
俺は苦笑しながら頭を撫でてやる
「とりあえず、これだけ片付けたら部屋まで送ってやるよ」
「ん〜…ありがとうございます…」
アリサは目を擦りながらうつらうつらしている
俺が手早く紅茶セットとホットケーキの皿を片づけて戻ると、アリサは完全にソファに横たわり、眠るモードに入っていた
「アリサ〜起きないと俺と寝ることになるぞ〜」
俺はアリサの体を揺すりながら何とか起こそうと試みるがまったく起きる気配はない
気持ち良さそうに寝息を立てている
どうせだからほっぺをプニプニしてやる
まるでマシュマロのような柔らかさとサラサラの肌触りにいつまでも触っていたくなるが、そんなことしてたら朝になってしまうので、無理やり手を引き剥がし、諦める
「さて…どうするかなあ…」
このままお姫様抱っこで部屋に運んでやっても良いが…
問題はアリサの部屋に鍵がかかっていた場合だ
とりあえず確認するために部屋を出ようとする

アリサに手を掴まれていた
何で?さっきまで掴まれてなかったのに!
そしてアリサは薄眼を開きながら寝ぼけ口調だがはっきりと話しかけてきた
「どこ行くんですか…」
「あ、起きたのか?いや、部屋の鍵をお前を送るためにチェックを…」
俺は少し焦って支離滅裂になりながら状況を説明する
とりあえずアリサが起きたならラッキーだ、まさか本当に一緒に寝るなんてことは俺はしない、なんてたって紳士だからな
「ん、別にいいです…ここで寝ますから…」


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