過去ログ - 兄妹SS(仮)サブイベント集
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83:A1h4hQOe0 ◆3KKT9vrQyY7x[sage]
2011/07/15(金) 00:53:40.47 ID:NYz2bdO/o
「おい!アリサ!こいつかなりうまいぞ!」
「いい加減その場違いなジョークはやめてください!!」
「ジョークじゃないんだが…」
事実これはかなりうまい、そしていつも以上に力がみなぎる
その勢いのまま、俺は背中を斬りつけてやる
すると、そこがパックリ裂けて…
炎の翼が姿を現した
「なっ…!?」
俺は一旦距離をとり、アリサと合流する
「ホント…イレギュラーですね!」
「まあ…新種だしなあ…しかしかっこいいなあ…」
「感心してないで警戒してください!何かしてきますよ!」
ハンニバルは手を交差させ、空中に浮かぶ
「俺も空を自由に飛びたいなあ」
「はぁ!?」
割と本気で厳しい視線を浴びる
俺はそれをスルーし、アリサの前で盾を構える
「ちょっとリーダー!私は…」
「いいから俺に任せてろ、俺が危なくなったら、回復してくれ」
俺はニッコリ笑いかけ、真剣に攻撃に備える
その瞬間、ハンニバルが咆哮を上げると同時に、ものすごい熱が俺たちを襲った
かなり離れているのに肌が焼けそうだ
「アリサの綺麗な肌に傷がつくかもなあ…!!」
「ぐっ…うっ…」
「そうなったらあいつの装甲全部剥いで素っ裸にしてやる!」
俺は軽口叩きながらさらに耐える
そしてハンニバルが咆哮するたびに、今度は炎の柱が飛んでくる
俺はかろうじて耐える
腕が少し焼けた感じがするが、まだ大丈夫
しかしまずいな…まったく対策が立てられない…何もかもが予想GUYってやつだ
「アリサ」
「な、なんですか…?」
「一旦撤退するぞ、対策もなしにこれは危険だ」
「で、ですが…」
「とりあえず、このサウナに耐えたらスタングレネード使って撤退だ、いいな?」
俺は装甲が微妙に溶けそうになっているのを感じながらアリサに言う


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