148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/23(木) 21:59:08.40 ID:rSmKbl/k0
その様子にほう…?と笑みを浮かべるワラキア。
「まあいい。その脚本は悲しくもバッドエンドで終わらせてやろう。
―――だが、妙だな。私は確かに異能のない人間を襲った筈なのだが、彼女は今こうして私に立ちはだかっている。この矛盾は――」
何やら考え事を始めるワラキア。
そこへ
「無駄話はそこまでです!ワラキア!あなたはこの街の特殊な力によって現象には戻れなくなっている。
――今日、私達はここで貴方を滅ぼすことを宣言します。覚悟しなさい!」
拳銃――ブラックバレル・レプリカを彼へと向けそう高々に言った。
それに気付き、思考を中断する。
「シオンか――。あの街では随分とやってくれたが、今回は少しは成長を――。盾の乙女も一緒か」
「あぁ、リーズバイフェ・ストレンドヴァリ。今度こそシオンとそして涙子の盾になり、貴様を滅ぼす事をここに誓う!」
そう言いながら、リーズバイフェも聖盾ガマリエルを構える。
三人の戦士が今それぞれの得物を構え、ワラキアに対峙する。
ワラキアも結構、十分じゃないかというとそのまま――。
「結構結構!!キャストも揃え舞台も整った!故に相手をすることを認めよう!
―――我が名はワラキアの夜!現象となった不滅の存在だ!!!」
爪を立て、驚異のスピードで佐天達に襲いかかった。
――――最後の戦いは、こうして幕を開いた。
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