23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/21(火) 21:13:53.31 ID:YhcoD7+d0
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月を見上げる。
普段から月などよく見ることなんてないのだが、今夜は妙にそこに目がいってしまう。
今夜が特別な時間だから、なのか
俺こと上条当麻は、自身にあるその疑問を解決できないまま、そのままとある公園のベンチに座ることにした。
「…………」
とても、静か。
昼になればここははしゃぐ子供や、飲み物欲しさに自販機へ回し蹴りを喰らわす犯罪一歩手前な中学生などがよく見られたりするのだが、今の時間帯にそういったものが見られるはずもなく。
時間が、止まったかのような錯覚を覚えるほどに、この公園は今静かだった
と、そこに
「あ、アンタ――。ここにいたのね」
一人の来客がやってきた。
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