60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/22(水) 18:08:53.17 ID:Jdx5f4tN0
「――あれっ?アイツどこ行ったのよ!?」
中央区、センタービルまで徐々に近づいていく中、御坂美琴は幻想殺しの少年がいないのに気付き、声をあげた。
「なっ!上条君、まさかタタリに――」
「だが捜してる暇はないぞ、こうしてる間もいつ民間人が襲われてるかわからないのだから」
理屈ではわかっている。
だが幻想殺しは対ワラキアの最大の武器でもあったのだ。
作戦の中心核がいなくなった状態では、勝率も落ちる。
「ですが、それでは作戦に―――」
「――私がやります!!」
そして佐天涙子のこの言葉に、全員が驚愕した。
「佐天さん、あなた――」
「はい、上条さんよりは確かに勝てる確率は下がると思います。ですけどそれでもさせてください!私も皆さんの力になりたいんです!」
と佐天は強く言った。
だがシエルは中々頷かない。やはり相手に物理的な攻撃を加える必要がある直死の魔眼では心許ないというのが、彼女が上条当麻を選んだ理由の一つでもあるのだ。
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