過去ログ - 絹旗「ナイトロジェン!」黒夜「シスタァァァズ!!」一方「……その2だァ」
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◆Y1L4z5aia2
[saga]
2011/07/27(水) 19:51:42.52 ID:Nzn3jUizo
??「餌に釣られた脳無しさんはこちらですかー?」
続く言葉は、背後から肉声で届いた。
振り返るよりも先に、咄嗟に横に飛ぶ。
寸前まで居た場所を炎の帯が通り過ぎ、肌の産毛がチリチリと焦がされるのを感じた。
少年E「お、反応いー。ひょっとして、能無し連中の中でも上の立場か?」
フレンダ「こんのッ――舐めんじゃないわよ!!」
距離をとって壁沿いに移動しながら、懐から拳銃を取り出す。
見たところレベル3相当の発火能力者か。どうとでもなる相手だとフレンダは判断した。
能力者という連中は、その多くが自分の力を過大評価する傾向がある。
しかし実際のところ、見た目の派手さや恐怖感に惑わされたりさえしなければ、
銃器以上の殺傷力を持った能力者など、そうそう居はしないのだ。
余裕かまして奇襲前に声を掛けた自分の馬鹿さ加減を呪うといい。
心中で嘲笑いながら銃口を向けたところで、突如として横の壁が崩れた。
フレンダ「な!?」
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