過去ログ - 佐天涙子「何この子カワイイ!!///」ギュッ 真庭人鳥「うわっ!?」
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[sage saga]
2011/06/25(土) 23:56:09.66 ID:SF807S7Y0
吹寄は二人のすぐ後ろにいた。
「…あの…吹寄さん?い、いつからそこに……?」
「そして、どこからお聞きになられていたのですかにゃー?」
ギギギギギギ…。と固い機械音を鳴らしながら首を吹寄に向け、恐る恐る質問する。
「最初からだ。お前が土御門に首根っこを掴まれて移動した時、一緒について来たのだ。勿論二人の会話のすべてもツルっと丸々聞かされてもらった」
サーッと顔を青くさせる二人。
「ここで質問だ。………なぜ、お前たちは私を邪魔者扱いするのだ?十秒以内に答えないと……わかっているだろうな?」
吹寄はにこやかにでそう言った。………眼は笑っていなかったが。
二人の胸倉を掴み、持ち上げる。
女の子が男子高校生を片手で持ち上げるなんて…しかも二人…どういう腕力してるのだろうか…。
(…………土御門…)
(…………上やん…)
二人は顔を見合わせる。そしてこれから起こるだろう、恐怖の拷問…失礼、優しい委員長の質問タイムが始まった。
「で、結局上条は女持ちだったのは、どうしても私がついてくるのを阻止したかったからの嘘で。本当は土御門と一緒に二人だけでコッソリ遊ぶ予定だったと……」
「はい…そうです吹寄様…。な、なぁ土御門?」
「あ?…ああ!そうだにゃー。俺達はこれから二人でコッソリ遊ぶ予定だったんだにゃー」
「「あは、あははははははは…」」
ベンチで座る吹寄の前で、男二人は地べたに正座をさせられ、固い笑い声を発した。
ねぇねぇ、あの人達何しているの〜?___めっ見てはいけません!
気のせいか、遠くからそういう会話が聞こえてきた。……そうだ、気のせいだ……気のせいなんだ……。
「委員長!俺たちはだにゃー?別にお前が思っているような、怪しい事をしようって訳じゃねーんですたい。健全な、高校生らしい、安全第一の精神に則って、普通に遊ぶだけのつもりなんだにゃーこれが」
「そ、そうだ吹寄!俺達はだな?本当に怪しい事なんて、全く!これっぽっちも!全然しようとは思っていないから!!」
「そうだとも!俺達は普通の高校生だぜよ?そこら辺のスキルアウトとは違って、人様に迷惑なんてしようなんて思っていないにゃー!」
「なぁ土御門!?」
「そうだとも上やん!」
「「アハハハハハハハハハ!」」
嘘八百とはまさにこの事。
今日の予定を、学園都市の闇とは関係ない、全く知らない吹寄に絶対に知られてはいけないのだ。
だから二人はどんな無茶な嘘でも平気でつく。
「……怪しい…二人とも……。何か私に隠してないか?」
((ギクッ!!))
「……今、ギクッってなっただろ…」
「へ?え〜?な、なんのことかな〜。僕にはサッパリだよ〜土御門く〜ん」(裏声)
(馬鹿野郎上やん!変に誤魔化すな!見え見えだぞコンチクショウ!)
「目がこれ以上開けませんって言うぐらいに見開いてるぞ……上条当麻。………貴様、何か隠しているだろう」
「…な、何を言ってるのかにゃー。俺達はさっきから言っている通り、全く嘘なんてついていない無いにゃー」
「そうこういうお前もすごい汗だぞ?土御門」
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