過去ログ - 佐天涙子「何この子カワイイ!!///」ギュッ 真庭人鳥「うわっ!?」
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[sage saga]
2011/07/02(土) 17:53:09.65 ID:99RgXfbs0
「上条!土御門!どうした、何やっている?」
と、吹寄は二人の肩を掴んだ。
「ああ、吹寄、すまんが俺達ちょこっとトイレに行ってい来るから、待っててくれないかにゃー」
「ああ、わかった。待っているぞ」
「ありがとう吹寄」
と土御門は上条と一緒にトイレへ向かった。
(よし、上やんトイレの窓から逃げるぞ)
(ナイスだ土御門、流石は工作員)
しかし二人は気付かなかった、後ろで吹寄がじーっと二人を見ていたことを。
「よし、何とか気づかれずにいられたな」
「ああ、吹寄は全く気付いていなかったにゃー、これで長かった戦いにピリオドって奴が打たれるにゃー」
「そうだな、じゃあ早速窓から出ますか…」
と上条は窓を見る。……しかし。
「おい土御門」
「なんだ上やん」
「この窓……些か狭くないか?」
その窓、30×20=60㎠
「………無理だろ」
「いや何とか行けるぜよ」
「いやいやいや…」
「まぁ見ててくれぜよ」
と土御門は窓の縁に手を掛けた。
「ぃよっと…」
土御門は、狭い窓の中へ右腕と肩を入れる。
「人間の体で一番幅が広いのは肩幅だ。だから肩をこうして斜めに入れることができれば………よっとらせっと」
そして楽々と脱出した。
「この通り」
「おお」
「さあ、今度は上やんの番ぜよ、早くしないと吹寄に勘付かれちまうぜよ」
「おう」
上条は早速、窓に右腕と肩を入れ、先程土御門が実践したように、窓を潜る。
「んっしょっ!!」
「ほれ上やん、もう少しだぜい」
「つ…土御門…」
「どうした上やん?」
「挟まった…」
「」
「手…持ってくれ…」
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