過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:22:33.22 ID:iNmol0qk0



数日後の放課後。
日に日に目の下のクマが増していく梓と憂を心配する純をよそに、梓は校舎をあとにした。

(こうなったら、最終手段――)

梓は『放課後ティータイムっぽい四人組を見かけた』という目撃情報のあったところへ直接出向く作戦に出た。
しかしそのほとんどはハズレであり、一向に手がかりが得られる気配はない。

その後も何日もかけて学園都市中を駆け巡ったが成果はなく、手持ちの目撃情報はすべてなくなってしまった。



そして、とある日。
もはや万策尽きた梓は、放課後ティータイムには何の関係もない、単なる噂話を調べていた。

(『第八学区の高級住宅街に女子高生っぽいのが住んでる』……か。
あてになんないけど……行ってみよう。えっと確か近道が……)

第八学区は、教員などの社会人が多く住む地域。大人や小さい子供の姿は多いが、学生向けの寮、娯楽施設はほとんどない。
そこの高級住宅街に女子高生が住んでいるというのは、確かに不自然だ。

梓は手早く近道を調べ上げ、第八学区へと向かった。



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