過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:24:46.41 ID:iNmol0qk0




その数十分後。
第七学区、とある路地裏にて。
学園都市の闇に抵抗する組織に属する二人の男が立っていた。

「……どうだ?」

「ダメです、もう一時間も連絡ありません」

部下の男が先ほどから何度も電話をかけているが、相手はまったく出ない。
その相手は、彼らと協力関係にあるとある組織。その組織が任務を完了し、連絡が来るのを男たちは待っていたが、
約束の時間を一時間過ぎても音信不通だった。

これが意味することは、その組織は学園都市の闇によって葬られたということである。

「ちっ、またか……くそっ!」

「また、『例の組織』ですか?」

「おそらくそうだろうな……」

『ユニゾン』の快進撃は、彼らのような反抗組織の間では恐怖の対象となっていた。
少しでも上層部の情報を得ようものなら、その組織は翌日には圧倒的な強さでもって速やかに壊滅させられる。
生き残りが一人としていないため、敵組織の情報もほとんど得られない。
おそらく、恐ろしく強い少数精鋭の組織が暗躍しているのでは、という程度の予想しか彼らにはできなかった。


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