過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/26(日) 10:05:13.52 ID:iNmol0qk0
ケースをしかるべきところへ届け、仕事が終了した律と澪の二人は、二人が住む部屋へと戻っていた。

部屋の中には電子ドラムやアンプなど、音楽関係の機材が所狭しと並んでいる。
二人は数年前にバンドのライブ映像を見たことをきっかけに、楽器を始めた。
音波を操る能力を持つ澪はもともと音楽の才能があり、ベースの腕はかなりのもの。
一方の律は、能力により軽く叩くだけで大きな音が出せるという利点からドラムを始め、同じくその腕はかなりのものである。

「ふい〜、疲れたぁっと! あたし風呂行ってくるよん」

返り血を浴びていた律はすぐさま服を捨て、浴室へと直行する。
すると、律の携帯電話が鳴った。

「ん?」

澪が確認すると、外側の小さなディスプレイに『電話の女』と表示されている。
この人物は、二人の仕事を電話で指示してくる上司のようなものだが、名前も姿も知らない。
おそらく今回の仕事のことに関する電話だろうと思い、澪は携帯をとった。

「もしもし」

『もしもし、りっちゃん?』

「いえ、澪です」

『澪ちゃん? まあどっちでもいいわ。さっき任務の完了を確認したわ、お疲れ様。報酬は振り込んでおいたから』

「ありがとうございます」


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