過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/26(日) 10:22:57.67 ID:iNmol0qk0
紬の電話の相手は家の使用人なのだろうか、ときおり紬から命令形の言葉が飛び出す。
澪の予想通り、紬はお金持ちの家の娘のようだ。

紬が電話をしているのを見ながら律はふと疑問を口にする。

「なあ澪、ムギの親は娘が暗部だって知ってんのかな? 家族ぐるみで暗部ってことは……さすがにないか」

「わからないぞ。もし親が学園都市の大企業の社長とかだったら、暗部に関わってても不思議じゃない」

すると二人の話を聞いていた唯が突然立ち上がり、

「じゃあ聞いてみようよ〜!」

と、紬のほうに向かおうとするが、澪があわてて唯を止める。

「よせ、唯! 暗部の人間の素性を探ろうとするな!」

「え〜、ムギちゃん優しいし大丈夫だよ〜」

暗部らしからぬ気の抜けた行動に律は呆れる。

「ったく、のんきだなあ唯は……お前本当に今まで暗部でやってきたのか〜?」

「むっ、これでもわたしベテランだよりっちゃん!?」

二人が言い争っていると、紬の電話が終わり、こちらへ戻ってきた。

「お待たせ! スタジオ付きの部屋を五つ用意できたわ」

「「「五つ!?」」」


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