過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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221:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 16:10:55.80 ID:iNmol0qk0





「――純、純っ!」

「……え?」

純が目覚めると、和と梓の姿があった。体を起こしてあたりを見渡すと、50メートルほど前方に憂が立っているのが見える。

「私、助かったの?」

意識が戻ったということは、憂の暴走が止まったということ。三人は、足並みをそろえて憂のもとへ向かう。
向こうを向いて立ち尽くす憂の周りにはきらめくオーラが渦巻いていて、なぜか唯のギターを持っている。ギターの弦はすべて元通りになっていた。

そして、憂の視線の先には、傷一つなく、眠ったように死んでいる唯の姿があった。

「唯っ!!」

「唯先輩!?」

和と梓が唯の亡骸へと駆け寄る。

「そんな……唯! イヤよ! せっかく、会えたのに……!!」

「あ……ああ……唯先輩……私のせいで……」

純は、立ち尽くす憂に何と言葉をかけていいかわからず、とりあえず憂の前に回りこんで表情をうかがう。
すると、憂の目は遠くを見つめていて、心ここにあらずといった感じだった。


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