過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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224:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 16:15:02.06 ID:iNmol0qk0
「憂! 目を覚ましてよ! なんで憂までいなくなんなきゃいけないのさ!!」

「純ちゃん、だよね? ごめんね。あずにゃんを、よろしく」

「そんな……!!」

憂はさらに歩みを進めていく。

「……唯、先輩」

梓に「唯」と名を呼ばれた憂は、立ち止まる。

「あずにゃん。あずにゃんは、そっちに戻る決心をしたんだよね?」

「……はい」

「じゃあ、わたしが、守ってあげるから。あずにゃんも、和ちゃんも、純ちゃんも。
だから――二度と、わたしを追わないで」

憂が駆け出す。

「「「憂!!!」」」

三人が後を追うが、憂が軽くギターを鳴らすと、全員が圧倒的な力で地面に叩きつけられた。
レベル5の演算で使用する唯の能力は、もはや思ったことを何でも叶える能力と化していた。

「う……憂ーーーーっ!!!」

和の叫び声が響く。憂は超人的な勢いでジャンプすると、建物を軽く飛び越え、あっという間に見えなくなってしまった。


――学園都市第六位「能力複製」は、この日を境に行方不明となった。


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